ベーシックインカム導入に伴う課題

2020-09-27 TAKE-C

3日間、ベーシックインカム(BI)の導入についてアンケートをとってみました。
その結果、下記のような結果となりました。

  1. 既存の社会保障維持の上導入: 52.2%
  2. 既存の社会保障廃止の上導入: 30.4%
  3. 導入反対 : 17.4%

1番多かったのは、既存の社会保障維持の上での導入でした。
暮らしにおける安心を維持した上で定額給付を加える形がいいという考えが多いようです。
本来のBIの意味といえる既存の社会保障廃止の上での導入もそこそこいました。
なお、導入反対派については思ったより少ない印象でした。
ちなみに、個人的にはBI導入には反対です。
大幅な増税が必要となる可能性が高いことに加え、
社会保障削減で弱者への配慮を欠いた社会になると考えられるためです。
まぁ、いずれBIを導入せざる得ない時代が到来するとは思いますが...
そこで、BI導入に伴う課題となる点を見ていきましょう。

BI導入において課題としてよく言われるのは、財源の確保です。
例えば、すべての国民に毎月10万円の給付を行う場合
我が国において1年間で必要となる財源約150兆円です。
我が国の人口を1億2500万人として計算すると以下のようになります。
100,000(円)×12(ヶ月)×125,000,000(人)=150,000,000,000,000(円)
2020年度(令和2年度)における国家予算の総額は約100兆円ですから、
国家予算の1.5倍が必要となります。
莫大な金額です...

毎月の給付額別で必要な財源となる額を以下の表にまとめました。
なお、社会保障費は36兆円とします。

月額社会保障完全維持社会保障廃止
1万円15兆円不足充足
2万円30兆円不足充足
3万円45兆円不足9兆円不足
4万円60兆円不足24兆円不足
5万円75兆円不足39兆円不足
6万円90兆円不足54兆円不足
7万円105兆円不足69兆円不足
8万円120兆円不足84兆円不足
9万円135兆円不足99兆円不足
10万円150兆円不足114兆円不足
11万円165兆円不足129兆円不足
12万円180兆円不足144兆円不足
13万円195兆円不足159兆円不足
14万円210兆円不足174兆円不足
15万円225兆円不足189兆円不足
16万円240兆円不足204兆円不足
17万円255兆円不足219兆円不足
18万円270兆円不足234兆円不足
19万円285兆円不足249兆円不足
20万円300兆円不足264兆円不足

財源を確保する方法として、消費税や相続税等の増税、政府紙幣の発行等がありますが、
ここでは、単純に消費税を増税することでどれだけ税収が増えるか計算してみました。
計算では、現状の税率(10%、軽減税率8%)における消費税の税収を22兆円とします。
ただし、増税による消費の冷え込みは考慮しておりません。

税率(軽減税率)税収増収分
15%(12%)33兆円11兆円
20%(16%)44兆円22兆円
25%(20%)55兆円33兆円
30%(24%)66兆円44兆円
35%(28%)77兆円55兆円
40%(32%)88兆円66兆円
45%(36%)99兆円77兆円
50%(40%)110兆円88兆円
55%(44%)121兆円99兆円
60%(48%)132兆円110兆円
65%(52%)143兆円121兆円
70%(56%)154兆円132兆円
75%(60%)165兆円143兆円
80%(64%)176兆円154兆円
85%(68%)187兆円165兆円
90%(72%)198兆円176兆円
95%(76%)209兆円187兆円
100%(80%)220兆円198兆円

このことから、既存の社会保障を完全に維持した上で月額10万円給付する場合、
充足するには消費税80%(軽減税率64%)にしなければならないことがわかります。
同様に、既存の社会保障を完全に廃止した上で月額10万円給付する場合は、
充足するには消費税65%(軽減税率52%)となります。
そこで、消費税が80%、軽減税率が64%の場合の食事の費用について見てみます。
レストランで本体価格800円(+税)の食事をする場合、
税込880円から税込1,440円となります。
本体価格400円(+軽減税)の弁当を購入する場合は、
税込432円から税込656円となります。
消費税10%から最大80%まで上がることは、相当な家計圧迫といえるでしょう。
毎月の食費が3.3万円ですべて外食ですべてイートインなら5.4万円です。
実際に導入が議論される場合は、
歳入を増やす方法として、消費税以外の増税や政府紙幣の発行を行うケース、
歳出を減らす方法として、公共事業費等の削減するケースも考えられますので、
そのような税率になるとは限らないことにつきましてはご承知ください。

また、既存の社会保障廃止する場合、生活保護、年金、雇用保険等が廃止になります。
国民皆保険制度も廃止となり、医療費はすべて10割負担です。
ちなみに現行の国民皆保険制度における自己負担の割合は下記のとおりです。
なお、70歳以上について現役並みの所得者は3割となります。

年代自己負担
就学前の乳幼児2割
小学生~69歳3割
70~74歳2割
75歳以上1割

廃止によって保険適用について医療費が3~10倍になりますが、
実際に毎月の医療費がどうなるか見てみましょう。
例えば、30代の平均的な毎月の医療費は約1万円とされていますが、
国民皆保険制度が廃止されれば3万円を超えます(3割→10割)。
そのぐらい大したことないと思いがちですが、高齢者になってからが問題です。
70代前半の平均的な毎月の医療費は約4万円から約20万円(2割→10割)、
70代後半の平均的な毎月の医療費は約5万円から約50万円(1割→10割)、
BIの支給額が20万円であっても、医療費にすべて消えてしまう計算です。
母子家庭、傷病者、障がい者についてもサービス給付に加えて様々な扶助を受けているため、
既存の社会保障廃止で生活が立ち行かなくなる可能性が高いです。

したがって、弱者への配慮を犠牲にするようなBI導入には個人的に反対します。
同時に既存の社会保障が改めてよくできていると実感しました。
BIの導入有無関係なく、肉体的にも精神的にも働ける状態であれば、
働いたほうがよいといえるでしょう...

News & Biz CM: 0 TB: 0

ベーシックインカムは導入すべきか? 導入ならどんな形か?

2020-09-24 TAKE-C

ベーシックインカムという言葉を耳にすることがありますが、ご存知でしょうか?
ベーシックインカムとは、政府がすべての国民に対して最低限生活に必要な額の現金を定期的に支給する政策です。
今回は、ベーシックインカムの導入について皆さんがどのように考えているかアンケートをとっています。
この記事では、Twitterアンケートでの各選択肢に関して説明します。

1. 既存の社会保障維持の上導入
貧困対策及び失敗を恐れない経済活動を容易なものにするため、
年金や雇用保険、生活保護など既存の社会保障を維持した上でベーシックインカムを導入しようという考えです。
既存の社会保障を維持した上での導入となるため、必要な財源を確保するために大幅な増税を考える必要があります。

2. 既存の社会保障廃止の上導入
年金や雇用保険、生活保護など既存の社会保障を完全に一元化することで、
社会保障制度を簡素なものにし、行政コストの削減を図るべくベーシックインカムを導入しようという考えです。
これまでの健康保険制度が廃止されることに伴い、医療費が大幅に高くなることを考える必要があります。

3. 導入反対
ベーシックインカムの導入自体に反対し、社会保障制度の現状維持を図る考えです。


アンケートの回答期限は9月27日(日)18:00までとなっております。
もしよろしければ、上記アンケートにつきましてリツイートで拡散お願いします。

News & Biz CM: 0 TB: 0

台風10号接近中!!

2020-09-06 TAKE-C

令和2年台風第10号

現在、九州に台風10号が接近しています。
これまで経験したことのないような暴風に見舞われる可能性があるとのことですが、
飛ばされやすいものや危険なものを屋内にしまうことに加え、
暴風による飛来物の衝突対策としてベランダの窓ガラスを段ボールで覆う処置を施しました。
予報では外からベランダへ向かって暴風が吹き荒れるのもありますし...

九州・山口は台風の襲来が多いエリアではありますが、
最近は近畿以東の台風による災害が多く九州は比較的少な目であることに加え、
公共交通機関が早々と計画運休を発表し、スーパーでは品切れや品薄が相次ぐ緊急事態となると、
不安が結構大きいです。
被害が最小限になることを願うだけです...

また、長時間の停電に備え、モバイルバッテリーも充電済です。
明日は在宅勤務の予定ですが、停電など被災した状況下では仕事にならなさそうです...
また、停電発生時は、Twitterのツイートを自動ツイート(ニュース等)を除き控えさせていただきます。
そのため返信が大幅に遅れることがありますが、どうかご理解ご協力お願いします。

最後に、安否確認用の画像を3パターンほど置いておきました。
ご自由にお使いください。
無事な場合 停電中の場合 避難中の場合

News & Biz CM: 0 TB: 0

ホーム

Bluesky

自然季節や今の話題等を投稿。
猫投稿のシェアも有。

Instagram

お出かけで撮った風景等を投稿。
Threadsで日々のあいさつ。

タイッツー

適当にどうでもいいことを投稿。
C-TAKEという名で活動。